第15回 SOHOしずおかビジネスプランコンテスト
平成29年2月21日(火)、「第15回SOHOしずおかビジネスプランコンテスト」の最終審査会を、B-nest静岡市産学交流センター6階プレゼンテーションルームにて開催しました。
今回は69件の応募プランの中、厳しい審査を通過した一般部門6プランと学生部門4プランの最終プレゼンテーションが行われ、一般部門と学生部門の皆様の審査結果が以下のように決定しました(敬称略・同賞は五十音順)。
受賞された皆様、おめでとうございます!今後のご活躍も応援していきます!
審査結果
【起業創業部門】最優秀賞
『生産者と消費者の距離を近づける場所 Shizuoka BBQ TERRACE』
山崎 繁幸(Shizuoka BBQ TERRACE オーナー)
ビルの屋上スペースを活用した、仕事帰りでも手軽に手ぶらで行けるBBQ場。フルセルフサービスのBBQスタイルと屋上という立地で「人件費」と「固定費(家賃)」を極限まで圧縮し、浮いたコストを食材費にまわすことで、食材原価率 驚異の55%を実現し、通常の飲食店ではありえない価格で最高品質の静岡食材の提供を可能にしました。すべては、“食材王国 静岡”の魅力を生産者とともに消費者へ伝えるために。そのために生まれたのが「Shizuoka BBQ TERRACE」です。
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【新事業部門】最優秀賞
『居抜き物件の活用で計画的な開店・閉店を支援する
「居抜きマッチングサービス」』
杉山 慎 秋山 麻里(株式会社ジーコンコーポレーション 開店コンシェルジュ)
当社は、居抜き物件のマッチングを中心に、計画的な開店・閉店をあらゆる角度からサポートする店舗の総合支援事業を行っています。閉店情報を安心して任せられる環境や、専属の開店コンシェルジュサービスを提供することで、開店・閉店時におけるリスクの軽減を実現しています。今後、静岡が創業しやすい街となり、おまちが個性豊かな個人店で賑わうように、新規開業・再チャレンジ開業の方を支えていきます。
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ホープ賞
『個人用津波シェルターの開発と販売』
中村 雅
今後発生する南海トラフ大地震では、静岡県の被害者が最も多く、11万人の内の9万人以上が溺死する恐れがあります。そこで平時はコンパクトで、地震発生時には津波から身を守れる津波用シェルターを開発することで、一人でも多くの方を助けることができれば、これほど幸せな事はありません。その思いをプレゼンテーションでお伝えできるよう頑張ります。
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奨励賞&静岡新聞社賞
『「誰が淹れても美味しく飲める自動急須」普及プロジェクト』
梶山 善規
昨今の茶業は、簡便なドリンク茶の台頭や熱湯使用頻度の高い生活様式の中で、緑茶も熱いお湯で淹れてしまうことが多く、特に上級茶の品質的付加価値が消費者に認識されていない状況です。これを改善すべく、誰でも簡単に「美味しいお茶の淹れ方」ができる自動急須を業界の協力を得て普及させ、緑茶本来の風味を消費者が簡単に味わえる環境を作ることで、リーフ緑茶の需要拡大を図り、生産者や茶業界全体の発展と茶産地の活性化を目指します。
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奨励賞
『小さく始める農業IoT』
井村 博(iway.jp 代表)
私の提案は温室栽培にIoT技術を導入し、温度や湿度、二酸化炭素濃度などのデータを自動的に計測し、インターネットでの確認を可能とする、というものです。既に農業法人1社に試験的に導入していただきましたが、その後、正式な契約を結ぶことで合意しました。その企業の社長には、いつでもどこでも温室内の環境を確認できること、生産活動改善のためのデータを蓄積できることを高く評価していただいております。このことが最終プレゼンへの大きな力となりました。精一杯表現します!
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奨励賞
『美味しい地元農家と消費者を絆ぐ小規模流通プラットフォーム』
岩崎 満洋
〜地元の新鮮で美味しい野菜・果物を食べていますか?〜
日本の農業において約97%が小さな農家です。この小さい農家が作った美味しい野菜・果物と、地元の消費者とを絆ぐ小規模流通プラットフォームを提供します。特に小さな農家である新規就農者にとっては、一生懸命に作った野菜・果物の販路を開拓するのは大変です。そこで当社が農家に代わって販路・販売を支援します。静岡発のこのサービスにより、美味しい感動体験を通して農家と共に成長する事業を目指しています。
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