先日、近所にコーヒー焙煎店がオープンしました。粉を購入したら、リユース可能な袋に入れてくれて、粉が無くなってこの袋を持ってくるとスタンプが貯められるようになっていました。エコな取組であると同時に、再来訪を促すこともできるため、良い取組だと感じました。このコーヒー焙煎店では他にも、コーヒーの出涸らしを乾燥させて消臭剤として無料配布する取組なども行っていました。
2月にB-nestで行われたビジネスプランコンテストでも、SDGsをビジネスに活かした取組が多くみられました。地球温暖化や気候変動など環境問題が深刻化する中、環境保護や社会的責任を重視する取組を行うことは、企業活動にとっても不可欠です。
消費者の意識も年々高まっており、消費者が製品やサービスを選ぶ上でも環境に配慮したサステナブル(持続可能)な取組は大きな判断材料になっています。
企業側も、環境負荷を抑えた製品開発や、リサイクル素材の活用、脱プラスチックなどを行うことで、コスト削減につながる可能性もあります。特に光熱費などの価格が高騰しているため、これらの取組は環境保護への貢献はもちろん、コスト構造の見直しや企業の競争力強化にもつながります。
消費者ニーズに合わせて、サステナビリティを意識した経営を心がけて、企業価値の向上に繋げましょう。