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地域課題に係る産学共同研究委託事業

平成27年度 研究成果

静岡家具の将来を担う革新的な木材の曲げ加工を活用した木材インテリア商品の開発

[委託先団体]  有限会社関本家具装芸
[連携大学]  静岡大学農学部 副学長・教授 鈴木滋彦
[連携団体]  静岡県工業技術研究所

目的

レーザーカッター等で切込みを入れる技術を活用して、木材の新たな曲げ加工に関する研究を行いました。「デザイン性」「機能性」を考慮することで、これまでとは全く違った視点から、市場にない木材インテリア商品の研究開発を目指しました。

成果
■素材・厚み・スリットパターンの違いによる性能比較

(1) レーザーカッターやNC加工機を用いて、素材(例えばMDF[木質繊維合板])とスリットパターンの組合わせにより、曲げ特性の違いを検証しました。(写真1、写真2)

[写真1:レーザー加工したMDF]
[写真1:レーザー加工したMDF]
曲がらない材料が曲がる
[写真2:スリット加工した木材の曲げ特性試験]
[写真2:スリット加工した木材の曲げ特性試験]
破壊のデータを数値化

(2) 製品化に向けた1/10スケールの椅子の設計試作
製作物を家具用椅子に絞り、MDFとヒノキ等の木材を組み合わせ、曲がる機能を活かした椅子の設計・デザイン化(モックアップ1/10スケール)を行いました。(写真3)

[写真3:モックアップ試作品]
[写真3:モックアップ試作品]
■曲がる機能を応用した家具用椅子の原寸大製作

スリット加工したMDFを利用し、実寸スケールの家具用椅子を製作しました。サイドパネルは県産の杉集成材(Jパネル)を使い、3枚の板から作る組立て分解可能な曲面木製椅子を製作しました。(写真4)

[写真4:試作開発した原寸大家具用椅子]
[写真4:試作開発した原寸大家具用椅子]
まとめ

レーザーカッター等で切込みを入れる技術を活用して、木材の新たな曲げ加工に関する研究を行いました。「デザイン性」「機能性」を考慮することで、これまでとは全く違った視点から、市場にない木材インテリア商品の研究開発を目指しました。

今後は、「体や物に自在に追従させる家具、蝶番の代わりとなる機能、最小サイズに分解できる曲面家具、スリットの意匠が和風調と融合する家具、調光機能を備えた照明器具、湿度調整などの機能を持つ建具」など、様々なアイディアを製品にしていきます。また、アクリル・金属など異素材との組み合わせなど、新たな視点の木製品開発に繋げる取り組みも計画しています。

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